歯を失ったまま放置していませんか?|咬合の乱れが招くさらなるリスクとは
歯を1本失ったくらいなら、まだ大丈夫」
「とりあえず様子を見ようかな…」
このように、歯を失ったあと特に痛みがないからと放置してしまう方が、実は多くいらっしゃいます。
しかし、歯の欠損を放置することは、口腔内だけでなく全身の健康にも大きな影響を及ぼす重大なリスクです。
豊中市岡町にあるなかふじ歯科クリニックでは、こうした「歯を失ったままにすることの危険性」について、初診時から丁寧にご説明し、精度の高い咬合再構成をベースにした包括的な治療を行っています。
今回は、歯を1本でも失ったときに、なぜ早期治療が必要なのかを解説いたします。
歯を1本失うと、噛み合わせが崩れる
歯は、ただ並んでいるだけではありません。1本1本が噛み合わせ(咬合)のバランスを保ちながら、連携して機能しているのです。
たとえば、左下の第一大臼歯(6番)を失った場合、そのスペースを埋めようとして、
• 隣の歯(5番・7番)が傾いてくる
• 対合する歯(上顎の6番)が挺出(のびてくる)
といった変化が起こり、わずか1本の欠損が、全体の噛み合わせの崩壊へとつながっていきます。
咬合の崩れは、単に噛みにくくなるだけではなく、
• 顎関節症のリスク増加
• 他の歯への過度な負担
• 食事の効率低下や咀嚼機能の低下
など、長期的なダメージを引き起こします。
当院では、咬合診断を通じて全体のバランスを確認したうえで、「1本の治療が、全体にどう影響するか」までを視野に入れた治療計画をご提案しています。
歯を失うと、全身の健康にも影響が
歯を失うことは、お口の中だけの問題ではありません。特に奥歯を失うと、噛む力が大きく低下し、食事内容が偏ったり、よく噛めないことで消化不良や栄養吸収の問題が出てくることもあります。
また、最近の研究では、歯の本数と認知症リスクの関連や、歯の喪失とフレイル(身体的な虚弱)との関係も明らかになっています。
歯がないことに慣れてしまう前に、早期に対処することが、健康寿命を延ばすことにつながります。
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当院の治療アプローチ:咬合再構成をベースにした包括的治療
なかふじ歯科クリニックでは、「ただ歯を入れる」「見た目だけ整える」ではなく、精度の高い補綴治療と咬合再構成を組み合わせた包括的なアプローチを行っています。
具体的には、
• プライムスキャンを用いた正確な口腔内スキャン
• CTとサージカルガイドによるインプラント埋入の精密設計
• セラミック補綴による審美性と機能性の両立
• 術後のメンテナンス体制も含めた長期的視点での治療
といった診療体制を整えており、**「10年後も機能する口腔環境づくり」**を目指しています。
歯を失ったまま悩んでいる方へ
「入れ歯が合わない」「インプラントができるか不安」「どの治療法が良いかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方には、まず丁寧なカウンセリングと咬合診断から始めさせていただきます。
豊中市岡町のなかふじ歯科クリニックでは、治療を「点」ではなく「線」で考える歯科医療を大切にしています。
歯を失ったままの状態で悩んでいる方は、どうかそのまま放置せず、お気軽にご相談ください。
【なかふじ歯科クリニック】
豊中市岡町/阪急岡町駅より徒歩4分豊中駅より徒歩7分
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