【マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較】

こんにちは。
豊中市岡町にある「なかふじ歯科クリニック」院長の中藤です。

「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どっちが良いの?」
これは、矯正相談で最も多くいただく質問のひとつです。
見た目の印象や装置の違いだけで判断してしまうと、あとで「想像と違った…」となることもあります。
今回は、それぞれの精度・治療期間・仕上がりの違いをわかりやすく比較してみましょう。

🎯 1. 精度の違い ― 動かせる歯の範囲とコントロール性

マウスピース矯正(例:インビザラインなど)は、
3Dデジタルで歯の動きを計画し、透明なマウスピースを段階的に交換して歯を動かしていく方法です。
装置が目立たず、快適に過ごせるのが大きな魅力です。

一方、ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを装着し、
ワイヤーの力で歯を三次元的に動かす方法。
特に、大きく動かすケースや、ねじれ・傾きが強い歯のコントロールには高精度です。

つまり、

  • 軽度〜中等度の歯列不正 → マウスピース矯正が有効

  • 重度・複雑な歯並び → ワイヤー矯正が確実

という使い分けが理想です。

なかふじ歯科クリニックでは、必要に応じて**ワイヤーとマウスピースを組み合わせる“ハイブリッド矯正”**にも対応しています。

⏳ 2. 治療期間の違い ― 早いのはどっち?

マウスピース矯正は、1枚あたり0.25mmずつ歯を動かしていくため、
軽度の症例であれば6か月〜1年ほどで完了することもあります。
ただし、装着時間(1日20時間以上)が短いと、計画より遅れてしまうリスクもあります。

ワイヤー矯正は、動かせる力が強く、歯の根までしっかり動かすことができるため、
全体矯正の場合は平均1年半〜2年が目安です。
ただし、確実性と仕上がりの精度を優先する場合には、やや期間が長くても有利です。

💎 3. 仕上がりの違い ― 審美性と安定性のバランス

マウスピース矯正は、歯の表面を削らずに整えることができるため、
自然な仕上がりと歯の健康を両立しやすい方法です。
一方で、咬み合わせの微調整や奥歯の垂直的なコントロールは、ワイヤー矯正のほうが得意です。

なかふじ歯科クリニックでは、単に「歯を並べる」だけでなく、
**噛む機能・咬合・美しさをトータルに整える“包括的矯正治療”**を行っています。
見た目の美しさと、将来の安定性の両方を考えた設計こそが、本当に良い矯正です。

どちらの方法もメリット・デメリットがあります。
大切なのは、自分の歯並び・噛み合わせに合った方法を選ぶこと。

なかふじ歯科クリニックでは、
3Dスキャン(iTero)と精密咬合診断をもとに、
「どちらがよりあなたに合うか」を科学的に判断し、ご提案しています。

📍豊中・岡町のなかふじ歯科クリニック
透明で快適なマウスピース矯正から、確実なワイヤー矯正まで。
「見た目も噛み心地も大切にしたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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